ゾロフトの副作用が妊娠中の感じに似てる話
こんにちは、りす尾崎です。
今日は抗うつ剤のお話。
以前のエントリーで、抗うつ剤の副作用が妊娠中の症状に似ているということをちょこっと書きました。
りすが飲んでいるのはsertraline50mg、ZOLOFTのジェネリックです。
飲んで2ヶ月ほど経った今は、副作用もなく毎日を過ごしています。
ただ、先日旅行先でうっかり飲み忘れた時は、いつも服薬している時間帯の数時間後にとっても気持ち悪くなって、飲み忘れに気づき慌てて薬を飲みました。
離脱症状ってやつでしょうか?
りすの場合、薬を服用し始めて1週間ほどは
- 不眠
- 軽い吐き気
- 喉の渇き
- 食欲減退
- 体重減少
- 息苦しさ
の副作用が出ました。
このうち
- 不眠
- 軽い吐き気
- 喉の渇き
- 食欲減退
- 息苦しさ
体重減少以外の項目がまさに妊娠初期症状と一緒
吐き気とか、息苦しさの程度も全く一緒で、また妊娠してしまったかのような感覚に驚きました。
妊娠初期の不快症状には、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関与しているようなんですが、sertralineの副作用がなぜ妊娠初期の不快症状に似ているのか、明確な答えを出せる文献が見当たらず・・
でも、このことって例えば妊娠することがない男性が「つわり」などに代表される妊娠時の不快症状を理解するのにとっても役に立つんじゃって思いました。
妊娠すると常に眠いのに、夜中にすぐ目が覚めてしまうし、いつも息苦しいし、胃がムカムカするし、とにかく不快症状のオンパレード
なのに、そんな状態を理解してもらえない妊婦さんもたくさんいると思います。
そんな時に、この副作用を経験したことがある方にならば少しは理解してもらえるんじゃないかなと思ったんです。
抗うつ剤を飲むいう経験はとっても貴重で尊いものだなと思います。
なぜかっていうと他人の痛みを少しは理解できる経験になるから。
そんなことをぼんやり思いました。